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ネットオークションで見つけたもの。真空管屋さんならとても高価だろうが、非常にリーズナブルな値段だったので、まとめて購入した。

ごく初期の1920年代の真空管でトリエーテッド・タングステン・フィラメントの直熱管で、5V/0.25A、最大プレート電圧135V、μ8、gmがわずか800μモーしかない。出力管として使った場合、出力は、わずか0.03Wくらいしか出ない。なので、ラインアンプに使うか、パワーアンプの初段かドライバー段に使うくらいしか使いみちがない。昔だと直熱管を前段に使うのはハムが出やすいので嫌われたが、今は簡単にDC点火出来るので直熱管でラインプリアンプを作ったり、全段直熱管アンプなどに採用出来る。

171Aを出力管に起用、CX-301AないしUX-201Aを2段にして、1920年代のオールナス管の3段増幅のシングルアンプにするとゲインがちょうどいい。俎板に単線で配線するようなパワーアンプにすると、当時の雰囲気が出る。

なんて、妄想をしている。